パソコンで予約携帯予約
チケットのお求め方法託児サービス友の会ご案内
音楽
演劇
映画
古典芸能
美術
文芸
インタビュー
動画

華麗なるインド ─インドの細密画と染織の美─展

華麗なるインド ─インドの細密画と染織の美─展

パンチャム・ラーギニー
《パンチャム・ラーギニー》
ラージプト絵画-ラジャスタン ダティア派
1750年頃
22.9×17.5cm

2013年 4月13日(土) 〜 6月23日(日)

【開館時間】 10:00〜20:00(入館は19:30まで)
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL(コラル)5階→会場地図
【休館日】 月曜日(4月29日・5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
【観覧料】 会員=480円 一般=600円 65歳以上・学生(大・高)=300円
中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
【主 催】 (公財) 三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー、
読売新聞社、美術館連絡協議会
【後 援】 インド大使館
【協 賛】 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網

古代文明発祥の地として栄えたインドは、現代に受け継がれる宗教や豊かな芸術を生みだし、独自の文化と潤沢な資源によって世界の注目を集めてきました。本展覧会では、インド美術のなかで主要な位置を占めるミニアチュール絵画(細密画)と染織をあわせてご紹介します。

インドミニアチュール絵画は仏教経典の挿絵を起源とし、おもに16世紀末から19世紀半ばまで制作されました。小さな画面に美しい線と鮮やかな色彩を用いて描かれた作品は宝石にも喩えられるほど美しく、ムガールの王やラージプト諸藩主たちの美意識が注ぎ込まれた貴重な絵画でした。海外では既に高い評価を得ているインドミニアチュールですが、日本国内では紹介される機会が少なくその魅力も未だ充分には知られていません。今回はそれらを体系的に紹介し、地域によって異なる特徴をもつ作品の数々をご紹介します。

同時に展示する染織は古くからインドを代表する産業であり、高度な技術は世界中の染織に影響を与えてきました。例えばインドを発祥の地とする色鮮やかな文様染(更紗)をはじめ、緻密な刺繍や金銀糸をふんだんに用いた錦織、王族に愛された複雑な絞など多彩な技術を見ることができます。

本展覧会は日本画家畠中光享氏が約40年にわたり収集してきたコレクションの中から厳選してご紹介するものです。世界中の垂涎の的であったインド染織とミニアチュールのロマン溢れる世界を通して、華麗なるインドの美をお楽しみください。

【出品作品リスト(2013年5月15日版)】PDF: 290KB/4ページ
【図録正誤表(2013年4月13日版)】PDF: 74KB/1ページ

《ヒンドゥ教説話挿絵》
《ヒンドゥ教説話挿絵》 初期ミニアチュール グジャラート地方
 16世紀 11.2×26.2cm
《闘うクーサ》
《闘うクーサ》 ムガール系絵画 ムガール派
 1616年 12.9×20.9cm
《宮廷のクリシュナ》
《宮廷のクリシュナ》
 ムガール系絵画 ハイデラバード派 
 1770-80年頃 28.7×17.6cm
《マハ・バーラタよりの1シーン》
《マハ・バーラタよりの1シーン》
 ラージプト絵画-ラジャスタン メワール(ウダイプール)派
 1670-80年 17.2×36.0cm
《神々を礼拝する王》
《神々を礼拝する王》
 ラージプト絵画-ラジャスタン 
 マルワール(ジョダプール)派
 1830年頃 33.3×22.8cm
《ガルーダに乗るヴィシュヌ》
《ガルーダに乗るヴィシュヌ》
 ラージプト絵画-ラジャスタン 
 コター派
 1780年頃 22.8×14.9cm
《貴族の肖像》
《貴族の肖像》
 ラージプト絵画-パハリ
 マンコット派
 1700年頃 18.2×11.0cm
《恋人を想う女》
《恋人を想う女》
 ラージプト絵画-パハリ カングラ派
 18世紀後半-19世紀初期
 17.4×10.7cm
 覆い布(部分)
覆い布(部分)
アンドラ・プラデシュ州、マスリパタム
19世紀初期
木版捺染、媒染及び防染 木綿
106×106cm
ターバン(部分)
ターバン(部分)
ラジャスタン州、ジャイプール
19世紀後期  巻き絞り染
ラハリア、モトゥラ 木綿モスリン
1575×15cm
覆い布 ルマール(部分)
覆い布 ルマール(部分)
ヒマーチャル・プラデシュ州、チャンバ
19世紀後半
刺繍 木綿/絹糸
71×68cm
女性用キルトアンサンブル
女性用キルトアンサンブル
ボディース ケープ スカート
フランス ジューイ 
18世紀後期
木版捺染 木綿
肩掛
肩掛
カシミール
19世紀中期
綾地綴織 羊毛
315×152cm
胸衣 チョーリ
胸衣 チョーリ
グジャラート州、カッチ地方
20世紀初期
刺繍 絹/絹糸
丈29cm

関連プログラム

畠中光享氏によるギャラリートーク

【日 時】 2013年4月13日(土) 14:00〜、2013年6月2日(日) 10:30〜
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー展示室
【参加費】 無料 ※別途観覧料が必要です
当日、直接会場へお越しください

講演会「インド美術の魅力」 三鷹ネットワーク大学共催

【講 師】 畠中光享氏(日本画家、インド美術研究者)
【日 時】 2013年6月2日(日) 14:00〜15:30
【会 場】 三鷹ネットワーク大学(三鷹市下連雀3-24-3三鷹駅前協同ビル3階)
※展覧会場とは異なりますのでご注意ください
【定 員】 70人
【参加費】 無料
定員に達しましたので受付は終了いたしました。

【ワークショップ】こどもアートクラブ「ペタペタ ポン! 好きな模様でうめつくせ!」

インドの布をみて オリジナルのスタンプで プリント生地をつくります

【日 時】 2013年6月9日(日) 10:30〜16:00
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センターB1F・アートスタジオ
【企画・進行】 NPO MAG-net(マグネット)
【対象・定員】 小学生・20人
【参加費】 2,000円(材料費込み)
【申込方法】 往復はがき または faxにて
1)住所 2)氏名(ふりがな) 3)性別 4)学校名 5)学年
6)電話番号・fax番号(faxでお申込みの方にはfaxで返信いたします)
7)どこから情報を得たのか
8)往復はがきの方は返信用はがき宛先(住所・氏名) をご記入のうえ、
〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 三鷹市美術ギャラリー ワークショップ係 宛
にお送りください(fax:0422-79-0030)。
【応募締切】 2013年5月29日(水) 必着 *なお応募者多数の場合は抽選になります。
【チラシ】 PDF: 391KB

【ボランティアガイド募集】ギャラリートークに参加してみませんか?

三鷹市美術ギャラリーでは、この展覧会で来館者(主に小学生)に1回30分程度の対話型ギャラリートーク*を行う無償ボランティアガイドを募集します。
*対話型ギャラリートークとは、展覧会をガイド(案内役)とともに鑑賞するプログラムの一種です。ガイドは、来館者と一緒に話しながら、対話形式でトークをおこないます。作品に関する知識を説明する解説型ガイドではありませんので、お気軽にご応募ください。担当学芸員と講師による事前研修に参加可能な方をお待ちしております。

【研修日時】 2013年 4月18日(木) 10:30〜15:30(予定)
【講 師】 NPO MAG-net(マグネット)
【申込方法】 4月11日(木) 必着 までに履歴書を郵送してください。
【送付先】 〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階
三鷹市美術ギャラリー ボランティアガイド係
【チラシ】 PDF: 596KB
【お問い合わせ】 三鷹市美術ギャラリー TEL: 0422-79-0033