2010年 5月22日(土)〜7月4日(日)
【開館時間】 | 10:00〜20:00(入館は19:30まで) |
【会 場】 | 三鷹市美術ギャラリー 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL(コラル)5階→会場地図 |
【休館日】 | 月曜日 |
【観覧料】 | 会員640円 一般800円 65歳以上・学生(高・大)500円 中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料 |
【主 催】 | (財) 三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー、産経新聞社 |
《ジスモンダ》柔らかな曲線と植物などの自然をモチーフにした装飾様式が特徴のアール・ヌーヴォーは、1900年に開催されたパリ万国博覧会をピークに一世を風靡しました。
当時のフランスの大女優サラ・ベルナールのポスター《ジスモンダ》を手がけて一躍アール・ヌーヴォーの旗手となったチェコ出身の画家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は本年2010年生誕150年を迎えます。
ミュシャは現在のチェコ共和国東部モラヴィア地方の小さな町に生まれ、ウィーン、ミュンヘンを経て1888年パリに出ます。アカデミー・ジュリアンなどで学んだのち雑誌の挿絵で生計を立てていましたが、1894年暮れに初めて芝居のポスター《ジスモンダ》を手がけました。このポスターが1895年1月パリの街頭に貼られるとミュシャは一夜にして有名ポスター画家となり、以後「ミュシャ様式」と呼ばれる流れるような髪の毛や花々で飾られた女性像を中心に、芝居、タバコ、酒、自転車など多くのポスターや装飾パネル、ビスケットのパッケージ、挿絵本、装飾品などを制作していきます。
プラハ聖ヴィート大聖堂
ステンドグラスの窓のプラン1904年以降パリ滞在や帰郷をはさみながら暮らしたアメリカでは、肖像画や劇場の壁画制作など伝統的な絵画表現を活動の中心にすえていましたが、パリ時代に培ったポスター等のデザイン的な作品も多く残されています。また、このアメリカ滞在中にボストン交響楽団の演奏するスメタナの『わが祖国』を聴き、芸術を通して故国のために余生を捧げる決心をしたといわれています。
1910年50歳でプラハに戻り、スラヴ民族の歴史の連作《スラヴ叙事詩》の制作をすすめる一方、民族的主題のポスター、プラハ城にある聖ヴィート大聖堂のステンドグラスのデザイン、第一次世界大戦後に独立したチェコスロヴァキアの紙幣なども手がけ、ミュシャは79年の生涯を終えました。
本展では、日本で最も多くのミュシャ作品を所蔵する大阪府堺市の所蔵品をはじめとして、チェコおよびフランスの美術館の協力を得て、パリ時代、アメリカ時代をはさみ故国チェコに戻った晩年までの生涯を約150点により紹介します。ベル・エポック(良き時代)に思いをはせて、その人生をたどってみてはいかがでしょうか。
夢想
「装飾資料集」図61(下絵)
ヒヤシンス姫
少女の像
ミューズ
【後 援】 | チェコ共和国大使館、CZECH CENTRE TOKYO |
【特別協力】 | 堺市、(財) 堺市文化振興財団(堺市立文化館アルフォンス・ミュシャ 館) |
【協 力】 | ドイ文化事業室、ヤマトロジスティクス、エールフランス航空 |
【協 賛】 | 野崎印刷紙業、ニッセイ同和損害保険 |
【出品作品リスト】 |
[PDF: 227KB/4ページ] |
関連ワークショップ
ミュシャのようにすてきな箱をデザインしよう。デザインテーマは好きなお菓子。もちろん新商品の開発も大歓迎!!
【日 時】 | 2010年 6月12日(土)10:30~15:30 |
【会 場】 | 三鷹市美術ギャラリー、三鷹市芸術文化センターB1F・アートスタジオ |
【企画・進行】 | NPO MAG-net(マグネット) |
【対象・定員】 | 小学生・20人 |
【参加費】 | 2,000円(材料費込み) |
【チラシ】 | ダウンロード [PDF: 272KB] |
【申込方法】 | 往復はがき または faxにて 1)住所 2)氏名(ふりがな) 3)性別 4)学校名 5)学年 6)電話番号・fax番号(faxでお申込みの方にはfaxで返信いたします) 7)どこから情報を得たのか 8)往復はがきの方は返信用はがき宛先(住所・氏名)をご記入のうえ、 〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 三鷹市美術ギャラリー「デザイナー募集」係 宛(fax:0422-79-0030)にお送りください。 |
【応募締切】 | 6月1日(火) 必着 *なお応募者多数の場合は抽選になります。 |
ボランティア募集
【ボランティアガイド募集】ギャラリートークに参加してみませんか?
チラシ [PDF: 196KB]三鷹市美術ギャラリーでは2010年5月22日から7月4日まで「生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展」を開催します。
この展覧会で、来館者(主に小学生)に1回30分程度の対話型ギャラリートーク*を行う無償ボランティアガイドを募集します。
*対話型ギャラリートークとは、展覧会をガイド(案内役)とともに鑑賞するプログラムの一種です。ガイドは、来館者と一緒に話しながら、対話形式でトークをおこないます。作品に関する知識を説明する解説型ガイドではありませんので、お気軽にご応募ください。担当学芸員と講師による事前研修に参加可能な方をお待ちしております。
【研修日時】 | 2010年5月26日(水) 10:30〜15:30(予定) |
【講 師】 | NPO MAG-net(非営利団体マグネット) |
【応募方法】 | 5月20日(木) ※必着 までに履歴書を郵送してください。 |
【送付先】 | 〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5階 三鷹市美術ギャラリー |
【チラシ】 | ダウンロード [PDF: 196KB] |
【お問い合わせ】 | 三鷹市美術ギャラリー TEL: 0422-79-0033 |