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松竹大歌舞伎

ご存知 中村吉右衛門 三鷹市公会堂に初登場 !

松竹大歌舞伎

[チケット発売日] 会員5/23(土) 一般5/30(土)

2009年 7月12日(日) 昼の部13:00 夜の部17:00開演

【全席指定】 S席:会員=6,000円 一般=6,800円
A席(花道の見えない席):会員=4,300円 一般=4,800円

日本語による同時解説イヤホンガイドがございます。(有料)
英語のあらすじのご用意がございます。
【演 目】 一、伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)一幕
沼津
 呉服屋十兵衛 中村 吉右衛門
 お    米 中村 芝雀
 池 添 孫 八  中村 歌昇
 雲 助 平 作  中村 歌六
二、奴道成寺(やっこどうじょうじ)常磐津連中 長唄囃子連中
 白拍子花子(実は 狂言師左近) 市川 染五郎

3年ぶりの三鷹での歌舞伎公演には、あの中村吉右衛門が初登場。

東海道の宿場を舞台に人情を巧みに描き、笑いあり涙ありの義太夫狂言の名作「伊賀越道中双六」と、若手のホープ市川染五郎による「奴道成寺」の艶やかで華やかな歌舞伎舞踊の魅力を、心ゆくまでご堪能ください。

イヤホンガイドテキスト

earphone.jpgイヤホンガイドとは…
舞台の進行に合わせて、あらすじ・衣裳・道具・音楽・歌舞伎独特の約束事などを、ご観劇の邪魔にならないようタイミング良くご説明する音声ガイドです。
当日ホールロビーでお貸し出しします。使用料600円(別途、保証金1,000円)

詳しくはこちら→イヤホンガイドHP


Interview 松竹大歌舞伎 出演者インタビュー

北は岩手県から南は山口県までを巡業する松竹大歌舞伎が、7月12日に三鷹市公会堂で開催されます。
5月28日の記者会見では、5名の出演者が意気込みなどをお話しになりました。

──皆様それぞれに「ここを見ていただきたい」という部分をお聞かせください。

左から市川染五郎、中村芝雀、中村吉右衛門、中村歌六、中村歌昇
左から市川染五郎、中村芝雀、中村吉右衛門、
中村歌六、中村歌昇
吉右衛門:「伊賀越道中双六」は『家族愛』というものが大きなテーマになっており、不幸にして散り散りになった家族が再会するのですが、更なる悲しみが積み重なっていくものの、それを兄弟愛、親子愛で乗り越えていくという物語です。家族愛が薄れつつある時代だからこそ、その暖かさを舞台の上で堪能していただければと思っております。

歌六:このお芝居は私の大好きな演目でいつかやりたいと思っていました。平作の役は100年ほど前に私の曽祖父、三代目歌六が得意としていた役ですが、こんなに早くにこの役を吉右衛門のお兄さんを相手にさしていただくことができるのは本当にうれしいことでございます。曽祖父の演技を想像しながら一生懸命務めます。

芝雀:お米の役は初役ですが、女方として芝居に深く関わる役でございます。情のあるお芝居を皆様に感じていただきたいと思っています。

歌昇:歌昇に襲名をする時にやらせていただいた思い出のある作品です。皆様には生の歌舞伎の醍醐味を味わっていただきたいと思っております。「沼津」らしい情愛のあるお芝居をお見せしたいと思います。

染五郎:「奴道成寺」という歌舞伎舞踊を踊らせてもらいます。とにかく目と耳で楽しんでいただける作品だと思います。きっちりと踊りこんで華やかな舞台となるようにつとめ、これをきっかけに歌舞伎に興味を持っていただければ、と思います。よろしくお願いいたします。

──息の合った皆様だと思いますが、吉右衛門さんから共演者の方々のご紹介をお願いいたします。

中村吉右衛門
中村吉右衛門
吉右衛門:それぞれ皆さん、既に一本立ちというか芸の確立をされていらっしゃるので私の方から申し上げるのも何ですが…
歌六さん、歌昇さんは、今は萬屋ですが先代までは私と同じ播磨屋でいらして、彼らが我々、播磨屋の芸というものを後に伝えてくださる方達だと思っています。芝雀さんは、父上の中村雀右衛門さんの後を立派に継ぐであろう女方さんであり、私の女房役としてもとても気を遣って下さる方です。舞台上でやるべき所は前に出て、さっと引いて私を持ち上げて下さるので、とてもやりやすいです。ここだけの話ですがこんな女房がいたらいいなぁ、と思います(笑)。染五郎は私の甥にあたり、七代目、八代目松本幸四郎の血と、初代中村吉右衛門の血を継ぎ、こんなにいい環境の役者はおらず、歌舞伎のみならず多方面からひっぱりだこで「このやろう、うらやましいな」というくらいで…(笑)。働き盛りの役者でございます。あと、もうちょっと古典をきちっと覚えてくれましたら何も言うことはないので、今、うるさいと思われるでしょうが細かく色々と教えているところでございます。
このように、近い立場にいる方々なので、和気あいあい笑いも絶えない楽屋でして、巡業も楽しくできるのではないかと思います。

──染五郎さん、奴道成寺の見せ場をお聞かせいただけますか?

まず、3つのお面で踊り分ける部分が見せ場だと思います。また、女だと思ったら実は男だったという点もそうですし、最後には立ち回りもあります。踊りによって色々な衣裳に着替えますので、色彩的にも楽しめます。洒落た作品だと思いますが、演じる側にとっては高度ですので、なんとか見る方に楽しんでいただけるようなレベルを目指していきたいと思います。

──吉右衛門さんにとっての十兵衛はどのような役でしょうか?

十兵衛は商人ではあるが、男気のある人だな、と思います。だから頼まれたことはきちんとするが、最後は父親との情に負けてしまうその切なさ、けれどもきれいな女の人にはすぐに惚れてしまうような部分もあり、単純ではない内面をどのように表すかが難しいですね。色々な方の十兵衛を参考にさせていただきますが、十兵衛と平作は、中でも養父の初代吉右衛門と三代目歌六の評判のとても高い役ですので、それが少しでも再現できたらいいな、と思っております。

──「沼津」には旅の風情を見せる演出があるようですね。

お客様と客席との距離を縮められるような演出もございますので、お客様との交流のできる場面になるといいと思っております。


──「少しでも多くの日本人の方に歌舞伎を知ってもらいたい」と小学校を回るお仕事もされているという吉右衛門さん。旅がお好きで巡業は楽しみだとのこと、気のあった顔ぶれの一座とあり会見は終始和やかで、皆様の暖かで誠実なお人柄が溢れていました。2つの演目からは男気と色気、人情、そして艶やかな舞踊を存分に楽しめるものと期待されます。


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