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[チケット発売日]友の会=7月27日(木) 一 般=7月28日(金)
 2006年11月1日(水) 19:00開演
 【全席指定】 会員=2,700円 一般=3,000円
未就学児の入場はご遠慮ください
500円、対象:1歳〜未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで)
 【公演名】 活弁と落語の二人会 澤登翠&立川談志
【番 組】 活弁上映:『散り行く花』(弁士“澤登翠”)
トーク:澤登翠&立川談志
《休憩》
落語:立川談志
活弁と落語の第一人者が、夢のジョイント!
この一夜限りのスペシャルイベントが三鷹で実現!
澤登さんと談志さんの長年の親交の中で生まれた“活弁と落語の二人会”に
ご期待ください!

活弁映画解説『散り行く花』Broken Blossoms
 D・W・グリフィス監督、リリアン・ギッシュ主演(1919年・アメリカ)
  人道主義作家トーマス・バークの小説「中国人と子供」を映画化したD・W・グリフィスの代表作。当時の米ニュース誌に「大なる芸術家の偉大なる作品。之によって、グリフィスは悲劇が人の心に訴へる事が出来る事を立證して居る。その価値の優れた事は筆紙に述べ尽くせないのである」と評された。
 ≪STORY≫
  ロンドンの波止場町に、貧しい少女ルーシーがいた。彼女の父は酒と女に目がない兇暴な拳闘家で、ルーシーに対しても、何かにつけ殴る蹴るの乱暴を働き、彼女はいつも生傷が絶えなかった。そんな時、彼女は、チェン・ハンという中国人の青年に出会う・・・
澤登翠さんからのメッセージ「憧れの談志師匠との共演」
   談志師匠は、私の恩師松田春翠のファンでいらして、春翠師が作りました無声映画鑑賞会の特別会員になっていただいております。
 春翠師が他界しました後も、会を温かくお見守り下さり、弟子の私にまで温かいお励ましを頂き、感謝申し上げておりました。
 昨年、談志師匠の独演会に伺いました時に、「ゲストとして翠の会に出てやるよ」と嬉しいお言葉を頂きました。
 師匠がそうおっしゃって下さるなら、思い切って、師匠の落語の前座に、私が活弁をつとめさせて頂く形で、会をさせて頂けたら幸せなことと、早速師匠にお伺いしましたところ、御快諾を頂きまして感激致しました。
 談志師匠の落語とお人柄のファンとして、共演させて頂きますことは、大きな夢であり憧れでした。
 三鷹市芸術文化振興財団の御好意で、このたびこの夢が実現することとなりまして、喜んでおります。
 活弁というと、時代劇の「東山三十六峰〜」がお馴染みですが、洋画の語り、洋画の活弁は、時代劇調とはまた異なった趣があります。
 憧れの談志師匠との二人会には、是非洋画の活弁を、これまで大切に語ってきた作品をと思いまして、「散り行く花」を選ばせて頂きました。
 「散り行く花」は、主演リリアン・ギッシュの可憐さと演技力、暴力否定の主題が、現代に通じる普遍性を持っています。
 洋画の語りを聴いて頂きたいという願いと、映画の主題が持つ普遍性、この二つの理由から、「散り行く花」をお贈りすることに致しました。

公益財団法人 三鷹市芸術文化振興財団