2003年6月25日(水)〜8月3日(日)
【観覧時間】 10:00〜20:00(入館は19:30まで)
【休館日】 月曜日(7月21日は開館)・7月22日(火)
【観覧料】 会員400円 一般500円 学生(中・高・大)300円
*65歳以上、小学生以下及び障害者手帳等をお持ちの方は無料
*20人以上の団体(一般)は2割引
【主 催】 (財) 三鷹市芸術文化振興財団
三鷹市美術ギャラリー
【協 力】 Yumiko Chiba Associates
【問い合わせ】 三鷹市美術ギャラリー
東京都三鷹市下連雀3-35-1 Tel.0422-79-0033


形「飛翔」 1992
油彩・カンヴァス 162×130cm
三鷹市蔵
 高松次郎(1936−1998)は、既成の表現形式にとらわれない作品やハプニング的な行動により、1960年代の読売アンデパンダン展や芸術団体ハイレッド・センターの活動などで注目を集め、その後、一種のだまし絵的な画面を通して視覚と存在の問題を問う「影」シリーズが脚光を浴び、「反芸術」の時代の旗手として活躍しました。しかし80年代に登場する「形」シリーズからは作品に飛躍的な展開が見られ、平面空間に線、面、色彩が溢れるようになります。高松は62歳で亡くなるまで20年間以上三鷹にアトリエを構え、病に倒れた後も亡くなる直前まで、このシリーズを追求し続けます。
 本展覧会では没後アトリエに残された作品から、初期や晩年の新出の作品も多数公開します。おびただしい数のドローイングからは高松の最期まで尽きることのなかった創作意欲を見ることが出来ると共に、彼が画壇へのデビュー前に描いていた作品の中に見られるモチーフが、晩年のデッサンの中でまた繰り返し現れているのも興味深いことです。
 本展覧会では、現代美術のヒーロー的存在であった60・70年代の陰に隠れた存在である「形」シリーズ以降に特にスポットをあて、作家、高松次郎の歩んできた足跡を「再検証」しようとするものです。


波1・2
1968年
アクリル
各81.0×65.0cm
三鷹市蔵

形/原始 1996年以降
マーカー・アルシュ紙
39.6×27.3cm
個人蔵

タイトル不明 1960
水彩・紙
36.6×36.6cm
三鷹市蔵


ワークショップ「今日って何色?」
【日 時】 7月5日(土)・7月13日(日) *両日とも同じプログラムです。
両日とも10:00〜15:00
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー・三鷹市芸術文化センター アートスタジオ
【講 師】 非営利団体MAG-net(マグネット)
【参加費】 2500円(材料費・税込み・バス代は別)
【対 象】 小学生 15人(各回)
【応募締切】 6月21日(土)当日消印有効
【問い合わせ】 三鷹市美術ギャラリー Tel. 0422-79-0033
【内 容】 ちびっこアーティストになりきって、空や太陽やいつも見なれた景色を再発見してみよう。
そうやって感じたことや見つけたことをわいわい話し合って、最後はみんなでモザイク壁画に組み立てちゃおう。

ワークショップ応募方法
往復はがきに住所・氏名(ふりがな)・性別・年齢(小学生は学年)・電話番号・どのように情報を得たかを書き、返信用にも住所と氏名を記入の上、〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 コラルビル5階 三鷹市美術ギャラリー宛にお送りください。応募者多数の場合は抽選になります。

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