太宰治文学サロン

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太宰治について


太宰治 自宅にて 1947年(昭和22年)
太宰 治だざい おさむ 1909年〔明治42〕~1948年〔昭和23〕

日本の近代文学を代表する作家。

青森県北津軽郡金木村(現・五所川原市金木町)の素封家の家に生まれる。本名、津島修治。東大仏文科に在学中に非合法運動に関わるが脱落し、大学は中退する。

昭和11年の短篇集『晩年』以降、話術に長けた文体で短・中篇を発表して若い読者の心をとらえる。昭和14年1月、井伏鱒二の媒酌で石原美知子と結婚、同年9月より府下三鷹村(現・三鷹市)下連雀の借家に住み終生の住まいとする。

三鷹入居の頃は「駈込み訴え」「女の決闘」「走れメロス」など平明な名品を生み出している。同時に、「鴎」「善蔵を思う」「乞食学生」「きりぎりす」「東京八景」「風の便り」「十二月八日」など東京郊外における創作活動や生活を書き込んだ作品も数多く書いた。

大戦後は、「斜陽」などの発表により、織田作之助、坂口安吾らと共に無頼派として注目される。「ヴィヨンの妻」「父」「おさん」「桜桃」「家庭の幸福」など三鷹での生活を素材とした作品も継続して残した。

「人間失格(第1回)」を発表した直後、39歳の誕生日を目前にした昭和23年6月13日、山崎富栄と共に玉川上水に身を投じた。