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有三書「石はふくむ今古の色」
『日本少国民文庫全16巻 内容案内』
山本有三総編集 1935(昭和10)年
新潮社―新収集資料―
 2007年4月3日(火)〜9月24日(月)
【開館時間】 9:30〜16:30 入館無料
【休館日】 月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し、祝休日を除く翌日と翌々日は休館)
【企画名】 山本有三展 <昭和の文化観>
山本有三が、平易な国語の実現や憲法の口語化に尽力し、最初の参議院議員として戦後の文化国家建設に活躍したことは知られている通りです。彼は、作品のなかで国の近代化を模索しただけではなく、児童書の編纂に熱意をもってあたり、自宅で“ミタカ少国民文庫”を開くなど何事にも実践家でした。
エッセイには、「文化」や「国語」を論じたものがありますが、有三は、頭脳の発達した人間だけが持つ「ことば」や「もじ」を人間の平和な文化の最良ものと考えたようです。生まれながらにして武器を持たず、腕力や武力ではなく頭脳の力によって人類が地上で発展してきたことを重視しているのです。
当用漢字や現代かなづかいの制定に携わるなど、教育普及にも心を砕いた有三における「文化観」は、明治・大正・昭和を生きた世代特有のものでした。彼の足跡を振り返りながら、小説・戯曲だけではない様々な文献・資料中から読み解いてみます。

財団法人 三鷹市芸術文化振興財団