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ついに小津安二郎カラー作品登場!
平成15年に生誕100年を迎えた小津安二郎の魅力を存分に味わっていただける連続上映会。
4月から7月までは無声映画の活弁上映とトーキー映画の組み合わせで
両方の魅力が一度に楽しめます。活動弁士は第一人者の澤登翠さん。
そして6月上映の「彼岸花」からは、いよいよ小津のカラー作品が
登場いたします。
赤い色の発色に特にこだわり、
当時隆盛だったアメリカのイーストマン社製ではなく、
西ドイツのアグファ社製を用いた
こだわりの映画作りをご堪能ください。 |
2005年5月14日(土)「東京の合唱」「東京暮色」 |
[チケット発売日] 友の会/4月14日(木) 一 般/4月15日(金) |
2005年6月18日(土)「浮草物語」「彼岸花」 |
[チケット発売日] 友の会/5月12日(木) 一 般/5月13日(金) |
2005年7月16日(土)「出來ごころ」「浮草」 |
[チケット発売日] 友の会/6月16日(木) 一 般/6月17日(金) |
各回 昼の部11:00上映開始 夜の部16:30上映開始 |
【全席指定】 |
各回2本立て/完全入替制 会員=900円 一般=1,000円 学生=800円 |
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5/14(土) 昼の部:11:00〜12:30
<休憩30分> 13:00〜15:20 夜の部:16:30〜18:00 <休憩30分> 18:30〜20:50 |
[東京の合唱(コーラス)]
(1931年・白黒90分・活弁上映)
出演:岡田時彦、八雲恵美子、菅原秀雄、
高峰秀子、斎藤達雄、飯田蝶子、
坂本武、谷麗光、宮島健一、山口勇 |
同僚の老社員がクビになった理由に憤慨した岡島は、上司に抗議して自分もクビになってしまう。しかしそのことを家族に言えず…。不景気時代のサラリーマン一家の生活を、ユーモアと、正義感と家庭的な人情味をこめて描いた作品である。 |
[東京暮色](1957年・白黒140分)
出演:原節子、有馬稲子、笠智衆、
山田五十鈴、高橋貞二、田浦正巳、
杉村春子、山村聰、信欣三、藤原釜足 |
二人の娘を置き去りにして、夫の部下と満州に駆け落ちした妻。残された娘たちは夫の下で立派に成長したが、姉は夫婦仲がうまくいかず、妹は不誠実な男と付き合い不安定な日々を送っている。そんなある日、駆け落ちしたはずの妻が、東京に舞い戻ってきて…。 |
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6/18(土) 昼の部:11:00〜12:26
<休憩34分> 13:00〜14:58 夜の部:16:30〜17:56 <休憩34分> 18:30〜20:28 |
[浮草物語](1934年・白黒86分・活弁上映)
出演:坂本武、飯田蝶子、三井秀男、
八雲理恵子、坪内美子、
突貫小僧、西村青児、山田長正 |
旅役者の一座の座長が、むかし自分が子どもを生ませた女のいる田舎町へ興行に行く。座長の現在の彼女である一座の女優はこれを知って嫉妬し、座長の息子を妹分の女優に誘惑させるのだが…。 |
[彼岸花](1958年・カラー118分)
出演:佐分利信、田中絹代、山本富士子、
有馬稲子、久我美子、佐田啓二、
高橋貞二、桑野みゆき、笠智衆 |
娘が自分に相談なしに結婚相手を決めたとことに腹をたて、許さないとか式に出ないとかいう父親を、母親や知り合いの娘が、からかったり、なだめたり、本気で意見したりして認めさせるまでを描いたホームドラマ。 |
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7/16(土) 昼の部:11:00〜12:40
<休憩30分> 13:10〜15:10 夜の部:16:30〜18:10 <休憩30分> 18:40〜20:40 |
[出來ごころ](1933年・白黒100分・活弁上映)
出演:坂本武、伏見信子、大日方伝、
飯田蝶子、突貫小僧、谷麗光 |
喜八には、小学生の息子がおり、次郎という弟分の若者がいた。ある時喜八は失業して困っている若い女に年甲斐もなく惚れ、大衆食堂に職を世話して舞い上がってしまうが、相手が次郎を好きだと知ると、落ち込みつつも若い二人を一緒にするよう奮闘する人情喜劇である。 |
[浮草](1959年・カラー120分)
出演:中村鴈治郎、京マチ子、川口浩、
若尾文子、杉村春子、三井弘次、
野添ひとみ、笠智衆、田中春男 |
6月に上映する1934年作の「浮草物語」を、25年振りにリメイクした作品。25年の歳月を経た後の、小津映画の『変化と不変』の有り様を、お客様自身の目で、確かめていただければと思います。 |
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次回以降の発売予定 |
上映日 |
タイトル |
作成年 |
フィルム |
発売日 |
9/24(土) |
「お早よう」 |
1959 |
カラー |
会員7/14(木)
一般7/15(金) |
「秋日和」 |
1960 |
カラー |
10/15(土) |
「小早川家の秋」 |
1961 |
カラー |
会員9/22(木)
一般9/23(金) |
「秋刀魚の味」 |
1962 |
カラー |
※一部サイレント作品を除いて現存する全作品上映となります。
※各回、映画と映画の間に、約30分の休憩があります。
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